美容室サロンの経営相談・事業継承・採用 | 株式会社のぞみコンサルティング
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美容室の出店を考える!


皆さん!こんにちは!

 

いつも経営者の方をお話していると、戦略の重要性を

とても感じます。

 

 

勢いよく出店攻勢をかける、なるべくリスクヘッジをして

石橋を叩いてわたるタイプなど、いろんなタイプの方がいるかと

思いますが、私は基本的には後者です。

 

リスクを最小限に抑え、時に思い切って勝負をかけるのが信条です。

 

例えば、

 

1店舗5名。セット面5つ。

生産性65万円。

 

こういう状態になると次の展開が見えてきます。

 

ここで考えるのが、今以上に生産性を伸ばすか、

次の出店・移転拡張を考えるかの2択になります。

 

出店・移転拡張すると、保証金や内装費など合わせると、

約1000万円くらいのお金がかかります。

 

当然ですが、銀行からの借り入れも発生します。

 

ここで出店すべきか、移転拡張すべきか、生産性の向上を目指すべきか。。。

 

出店すると、

既存店舗 3名 (セット面5つ)

新店舗 2名 (大きさにもよりますが、7面以内がベスト)

 

上記のようになるので、スタッフが退職するとかなりのリスクが発生します。

 

では移転拡張した場合はどうなるのか。。。

 

7面〜10面のサロンを作って、スタッフ5名でサロンワークをする。

 

難しい判断になります。現時点の借り入れの残額にもより、判断が分かれるところになります。

 

 

ここが勝負どころになります。

 

なるべくリスクヘッジをして経営していても、ある一定基準の生産性をクリアすると

なかなか伸びない状態が必ずきます。

 

その時に、もうひと伸びしようと思ったら、必ず出店が必要になります。

 

 

そしてその出店の成功確率をあげるためには、「人材採用力」がキーポイントになります。

 

 

1店舗5名で出店をして、3名と2名のお店ができるわけなので、人材採用が急務になります。

しかし人材採用は、欲しい時に限って来ないのも現実としてあります。

 

人の募集があってからの出店がベストですが、そんなにうまくいくとは限りません。

 

ここでおすすめしているのが、まずが新卒採用をすることです。

新卒が入社するのが決定してから、実際に入社する4月まで少しでも期間があるなら、

そこから物件を探す。そして入社して、シャンプーやカラーができるようになってから

出店にチェレンジしたいところですので6月〜9月くらいに出店するのが一番リスクが低いです。

これが理想です。

 

採用が決まらないのであれば、出店はもう少しまったほうがいいでしょう。

 

これはあくまで限りなくリスクを低くして、勝負をかけるのを前提にしています。

 

無理して出店をして、スタッフがやめた時のリスクをどう捉えるか。

頑張りところに変わりはありませんが、なるべく成功確率をあげたいと常々感じます!

 

ではまた!