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2021年コロナ禍で業績を伸ばしている美容室の3つの特徴

美容室経営

皆さん!こんにちは!

本日のブログはコロナ禍で業績を伸ばす美容室の3つの特徴についてです。

コロナ禍の美容室の特徴

緊急事態宣言の影響もあり、1月は特に都市圏の美容室は厳しい状態も多かったですね。郊外ではさほど影響も受けずに前年対比を上回るサロンもありました。

現在は出店エリアに応じて売り上げに大きな差が出ている段階です。
最近の感染者数の推移や今後暖かくなってくることを見据え攻めに転じる美容室企業も増えてきました。本日は最近特に調子が良い美容室の特徴を3つ上げていきたいと思います。

業績を伸ばしている特徴①オンラインを制する

一つ目は、オンラインを制するということです。

コロナ禍の美容室のお客様の特徴として、「お客様の来店頻度」が伸びています。
今後も自粛やテレワークが続くことも予想されますので、「外出のついでに美容室に行く」から「美容室のためにわざわざ外出する」という商習慣に変わる可能性があります。

こうなってきた時に考えなければいけないことは、「来店時の満足度を最大化する」のではなく「365日トータルの満足度を最大化する」という考えにシフトしなければなりません。

具体的には来店後にホームケアの方法やお役立ち情報を配信する。ホームケアを定期購入できるような仕組みにする。などがあげられます。

そのためにはお客様とオンライン上で繋がり、コミュニケーションを取るための構築する必要があります。クライアント先ではすでにLINEの友達数が5000人を超えるサロンもありますが、新商品の告知をするだけで20万円の売上を作るインパクトがあります。

これからはオンラインとオフラインを切り分けて考えるのではなく、融合した考え方が必要になります。

業績を伸ばしている特徴②ビジネスモデルの転換

二つ目は、ビジネスモデルの転換です。

コロナ禍ではビジネスの回転率落ちてしまうため、稼働率が5~10%程度落ちやすい特徴があります。

この状況の中での対策は、①空き時間を減らす②時間生産性の高いメニューの割合を増やす③付加価値をつけるの大きく3つです。

①空き時間を減らす・・・次回予約の徹底、稼働率に応じてのクーポン作成など
②時間生産性の高いメニューの割合を増やす・・・髪質改善などのメニュー特化、お店のコンセプトの変更
③付加価値を付ける・・・ホームケアセット、オンラインサービス、サブスク、マンツーマン等

美容室のビジネスモデルは20年間大きく変わっていないので今こそ大きな変革をおこなっていきましょう。

業績を伸ばしている特徴③新規事業の取り組み

三つ目は、新規事業の取り組みです。

世の中が大きく変化する時代において、最も怖いことは、依存することです。
それは事業展開にも大きく影響してきます。

これからの時代は美容室経営だけでやっていくことはブランド力・企業戦略がないと難しくなっていきます。特に利益率や採用の難易度や初期投資の大きさを考えた時に小回りが利きにくい部分も多いです。

伸びているサロンは美容室での利益を次の事業投資に充てているところが増えてきました。主には業務委託・マツエク・エステ・スパのような周辺業種の出店、物販を軸にしたOEM、強いビジネスモデルを生かしたFC展開などがあげられます。

開発と深堀をスピード感を持って動くことが2021年大きな転換期になると想定されます。

変化スピードと企業成長が比例する時代です!
どんどん動いていきましょう。ではまた!