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長期雇用が美容室の未来を変える!

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皆さん!こんにちは!

 

美容業界の厳しさがどんどん増す中、いろんな変革をサロンがしていかないと

いけないとひしひし感じます。

特に、美容業界の人材不足は顕著に表れてきており、スタッフ数=売上になりやすい

施術産業は、人材確保&定着が非常に大切になってきています。

 

カリスマ美容師が流行った時代は、美容師になりたい人がたくさんいたので、人材確保

に困らなかったですが、現在は大学の進学率アップや、親の意向などで、美容業界を志す人が

減少傾向にありますので、今いる人材を大切にしないといけません。

 

もともと美容業界はある程度働いたら、独立を目指すのが一般的だったと思いますが、

今の時代は、数名で経営されている美容室の売上は非常に厳しく、3年以内に閉店して

しまっている美容室も少なくありません。

また、40歳、50歳、60歳になっても働ける環境のある美容室も非常に少なく、

自然と辞めざるをえない美容室が多いように感じます。

 

人材不足の時代だからこそ、今後は「美容室の長期雇用」にしっかりと取り組んでいく

必要があります。

 

『長期雇用するためのポイント』は、

1、会社が継続的に伸びており、年齢がいってもそれなりのポストがあること

(本部スタッフ・採用担当・教育担当など)
2、ママになっても働ける環境や制度があること
3、どのようなスタッフでも育てれる環境が仕組みがあること
4、「のれんわけ制度」でグループとして残れる仕組みがあること

 

最低4つの要件は必須だと思います。

 

女性美容師の場合は、結婚や出産などのライフイベントで抜けることも多いので、

いったん売上が下がる傾向があります。(当然ですが)

子供ができると、以前のようにフルで勤務することが難しく、急な休みとかもありますので

それを受け入れる環境が大切になります。

 

男性美容室の場合は、大半は40歳前半をピークに売上が下がる美容師が多く、

また、店長などの役職も次世代のスタッフに譲っていかないといけません。(組織活性化のため)

※私の知っているところで50代でもかなりの売上を上げているF社のTさんがいますけどね。

 

それは一人の美容師として雇用するのではなく、店長以上の仕事や、その他の役割が

あればモチベーションや給与を下げずに仲間として仕事をすることができます。

 

それらを実現するには、まずは「会社が伸び続けていくこと」が絶対条件になります。

 

つまり会社の成長(売上アップ)が長期雇用の根本の問題解決をし、

今後のサロンの未来を変えるということになります!

 

 

競争が激化している美容業界ですので、是非とも長期雇用にこだわって

経営してほしいと思います!

 

ではまた!