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美容室の新規再来率を考える!(事例あり・前回の続き)

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皆さん!こんにちは!

 

前回は主に新規再来の概論について書かせていただきました。

 

今回はその続きを記載していきたいと思います。

 

美容室の既存集客=再来になるみたいな内容は前回書いたのですが、

根本的に把握しておかないとけないのは、顧客階層によって再来する

動機付けが違うということです。

 

特に新規客は他店の失客顧客なので、いろんな美容室を見定めている状態です。

2回目〜3回目顧客は、この美容室に通っていいのかな?と迷っています。

では4回目以上の顧客はどのように感じているのか?

10回目以上の顧客はどうなのでしょうか?

 

施術メニューで分けると、

カラー顧客はどのような心理なのでしょうか?

ストレートは?

 

みたいな感じで分解していけると、メニューごと、顧客階層ごとに、再来するアプローチを

微妙に変化させることで、再来率が上がり、既存集客が安定的にできます。

 

最近では、既存再来率が全国的に下がってきているので、しっかりと対策をしていく

必要があります。

 

昨日は新規再来率について書かせていただきましたので、

新規再来率が高い美容室がやっていることをご紹介していきたいと思います。

 

①次回予約をしっかりととる(当たり前ですが)

これは基本中の基本だと思います。しかも2ヶ月とか3ヶ月とかの期間を定めて

行うのがいいでしょう。何も特典がなければ次回予約が取りづらいとサロンであれば

20%〜30%くらいまではOKです。あくまで新規再来率をあげるためですので。

新規客の次回予約だけに絞って施策を行っているサロンでは、70%以上の次回予約を

とっているサロンもあります。

 

②0円メンテナンスの導入

あるサロンでは、無料メンテナンスを徹底的に行ってもらっています。

これは2週以内にご来店されると、0円のお直し、スタイルチェック、シャンプー、

トリートメントを行っています(30分〜40分以内)。

これはお客様にとって「スタイルが長持ち」するために行っています。

お客様のメリットは「スタイルが長持ち」するためのスタイルチェックと

トリートメントなどが0円で受けれるのでデメリットはありません。

こうすることで、新規来店、2週間以内(無料メンテメンス)、次回来店までの期間を

3ヶ月以内に3回来店することになります。

データでは、3ヶ月以内に3回来店するのと、3ヶ月以内に1回しか来店しないのであれば

固定客になる確率が7倍も違います。

ただし現場の手間は間違いなく増えるので、スタッフ全員の協力が必要です。

 

③新規再来率の高いスタッフから入客する

当たり前のことですが、デビューしたてのスタッフばかりが入客すると新規再来率は

高くなりません。当然新人スタイリストしか入れれないときは仕方ないですが、

基本的には毎月新規再来率を出して、高い順番に入っていくのが効率的です。

こういう形で数値を見える化し、入客順番をルール化することで、自然と新規再来率が

高まる傾向があります。

 

④インパクト来店法

技術と接客で勝負する!それは自店のトップ層しかできません。リピートしない要因に

「なんとなく」「印象が薄い」「可もなく不可もなく」みたいなことも非常に多いので、

徹底的に印象に残す行動をしているサロンがあります。

例えば、新規のお客様にセット面に座った時に、手書き、名前入りのウエルカムカードが

置かれていたり、おかえりになられる時に、セットの仕方や、スタイルのポイントを手紙

で渡したりと。手間がかかるから無理!と思う方もいると思いますが、何か行動を起こす時は

大半が手間がかかります。自店に合うインパクト法を話し合ってほしいです。

 

⑤リマインドアプローチ

リマインドとは思い出させるアプローチのことです。以前であればDMやメールだったと思いますが

どのようなツールでも構いませんので、思い出させる何かでアプローチしてほしいです。

 

当日、翌日に送るサンキューレターや、次回予約確認するメール、失客しないような定期アプローチ

などたくさんのリマインドをしてほしいと思います。

おすすめはアプリを活用するか、LINE@が一番いいですね!

1対1トークは無料ですごく使いやすいと思います!

 

まだまだたくさんありますが、今日はこのあたりにしておきます!

 

ではまた!