美容室の経費の考え方!
皆さん!こんにちは!
昨日の続きであります、
「売上の上げ方、経費の下げ方」の続きを
書いていこうと思います。
美容室の売上については、今までのたくさん書いてきましたが、
ここでの売上の捉え方は、売上が上げることによって経費率が
変化していくと理解してほしいです。
どういうことかというと、
広告費20万円 売上400万円
広告費率 5%
これが
広告費20万円 売上600万円
広告費率 3%
になります。
同じ費用でも売上が上がれば「率」が変化します。
当たり前ですよね!
経営をしていく上で、一番大切なのは「お金」です。
キャッシュフローは回らなくなると完全アウトです。
ですので、お金の入りを多くし、出るお金を少なくするのが
基本中の基本です。
しかし、ある一部の経費を削る事によって、売上が上がりにくくなる
もののあります。
それが先ほど、例に出てた広告費になります。
広告費は売上に対しての比率で判断しないといけません。
もう一方で、CPO(Cost per Order)を意識しないといけません。
CPOとは1件の客数を獲得する為にかかった費用のことであります。
例えば、広告費20万円 新規集客数100名
こうなると、CPOは2,000円になります。
これが、広告費20万円 新規集客数50名
CPO4,000円になります。
当然CPOは低いほうがいいです。
美容業界の基準として、CPOは4,000〜5,000円が
ギリギリのラインだと思っていただければ大丈夫です。
CPOがこれ以上高くなると、費用対効果が非常に悪く、別の集客方法を実行
したほうが、売上があがる確率が高くなります。
現状のCPOが3,000円以内であれば、非常に優秀だと思いますので、
継続して現状の広告費用をかけ続けていくのがいいですね。
CPOが低く集客できているのに、利益が出ていない時は他の経費が高すぎると
考えていただいて大丈夫です。
当然のことながら、CPOを最小限にするための努力を行ってから判断するのが
ベストです!
私は広告費は「コスト」でなく「投資」だと思っています。
投資は「支払<リターン」
コストは「支払=リターン」
浪費は「支払>リターン」
浪費は問題外として、今使おうとしているお金や時間を「投資」なのか「コスト」なのか
少し考えるだけで、お金の使い方や時間の使い方が変わってくると思います。
そうなると未来の売上を生む広告費は「投資」になりますよね。
この「投資行動」ができるサロンや会社が伸びるているのは
いうまでもありませんよね!
是非とも、伸ばしていくために、投資をし続けてほしいと思います!
ではまた!