M&A 店舗売却の事例
コンサルティング前の背景
その地域では名の知れた美容室であり、技術面、接客面でも定評があるため収益面では問題なかったが、競合する美容室の増加や、立地の問題、ハード面の老朽化からお客様数は徐々に減少していた。また、オーナーは自身が65歳ということや後継者がいないということを懸念されていた。
上記のような理由から、オーナーが美容室の売却を検討していたときに、オーナーの知合いからのぞみコンサルティングの話を聞き、美容室売却についての相談依頼があった。
コンサルティング内容
現状分析
現状の資産、収益状況の調査分析及び実態バランスの把握、不正会計や隠れ債務などがないかのチェックも同時に実施。美容室としてのポテンシャル、収益内容の調査分析。土地、建物の鑑定評価実施。外部環境調査(エリア内人口、競合美容室の調査分析)の実施。
売却価格の決定
上記の情報及びオーナーの意向を確認し、売却価格を決定。M&A候補先に渡すための基本資料を作成。
売却先選定
美容室のM&Aに興味のある美容室を、「美容室M&A LABO」を利用し売却先のピックアップ及び交渉を行う。
結果
最終的な美容室の候補先と約5ヶ月間にわたる交渉の上、オーナーが思っている条件(売却価格及び売却後も2年程間は現在の業態を続けること、さらに現在、勤務してもらっている美容師の異動をせず、同等条件で継続雇用)全てを先方に飲んでもらう形で決着。