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マツエクサロンって儲かるの??

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皆さん!こんにちは!

 

本日はマツエクサロンについて書こうと思います。

 

美容室を経営していると、その他の周辺業種にチャレンジしている経営者の方が

多くいらっしゃると思いますし、新たにチャレンジしたいとご相談を受けることが

多々あります。

 

美容室と違いマツエクサロンは、利益面から判断すると利益の出しやすい業種だと思います。

 

根本的な違いは、「原価」が安いことになります。

 

美容室の平均原価が10%だとすると、マツエクサロンは5%以下に抑えることができます。

 

これにより、家賃、広告費、人件費が変わらなければ、利益が美容室より5%多く出せることに

なります。

 

当然、おいしい話ばかりではありません。

 

マツエクサロンは美容室と違いマネジメントの質が全く異なります。

 

美容室は売上をあげるために、ミーティングをしたり、レッスンをしたりと営業時間外で

業務を行うことは多いですが、マツエクサロンの場合は中々そういうわけにはいきません。

同じ美容師資格を持っているにも関わらず、価値観が全く違います。

つまり美容師と同じマネジメント手法とマツエクサロンで行うと、反発が多く、スタッフが

すぐに辞めてしまうということになります。

マツエクサロンは、基本的には残業なし、有給取得をなるべくさせることが絶対条件になり、

給与に関してもどんどん上がっていっています。

 

また仕事面に関しては、美容室と違い一人で数名の掛け持ちをしながら施術できるわけでは

ないので、予約の取り方、施術時間、単価アップの仕方だけは徹底的に教え込む必要があります。

 

例えば、120本の施術を90分で行うのか、60分で行うのかでは30分の売上がかわります。

また、空き時間無しで予約を取るのと取らないのでは同然1日の施術人数が変わってきます。

 

サロンのスタイルによりますが、1日の施術人数が平均6名〜7名くらいできているところが

一番売上が上がりやすいと思います。

4名〜5名くらいしか入客していないサロンは、集客の問題、予約の問題、タイムの問題が

絶対発生しています。

 

それとは逆に1日10名以上施術するサロンもあります。予約をパンパンに本部が詰めるような

サロンは、一瞬の売上は上がりますが、スタッフの余裕が全くなく、離職の多いサロンになって

しまいます。月に数日ならまだしも、このような状態が毎日なら非常厳しいと思います。

 

人材不足の美容業界ですので、スタッフが辞めてしまうと、元も子もありません。

何事もやりすぎはよくないということです。

 

美容室を経営しながら、マツエクサロンも運営するメリットは利益以外にも当然あります。

昨今の美容学生は、マツエクサロンを運営している美容室に人気が集中しており、採用にも

効果的になりますので、相互メリットを出しながら、チャレンジしてほしいと思います。

 

ではまた!